BtoB製品・サービスのカスタマーサポートや社内ヘルプデスクには高度な知識やステークホルダー間の強固な連携が要求されます。CarePlus Cloudは、サポート部門だけでなく、メーカー(ベンダー)、開発部門、委託先、営業部門、代理店など、それぞれの部門・担当者ごとの役割に応じた権限を設定し、サポートの状況をリアルタイムで確認可能です。連携不足は必要以上に対応工数やクレームを引き起こします。

BtoBサポートでは、お客様ごとの特性や動作環境、カスタマイズ内容といった前提条件を無視できません。QAだけでなくFAQやドキュメントも含めて、状況に応じたアクセス制御を実現することで、関係者ごとに必要な情報だけを安全に共有し、お客様ごとに最適化されたナレッジを有効活用できます。これにより、回答の精度とスピードを高め、サポート品質を一段と向上させます。

BtoBサポートはお客様も組織で構成されています。「問い合わせ内容を上司/チーム内にも連携したい」「リーダーがチーム全体の状況を把握したい」「担当者の異動/退職に伴う引き継ぎを円滑にしたい」といったニーズがあり、お客様内で情報共有できる環境を提供することにより利便性や満足度が向上します。

皆様の会社のセキュリティ対策は万全かと思いますが、近年のサイバー攻撃は、直接ではなく取引先や関連会社経由でターゲットを狙ってきます。近年のIPA「情報セキュリティ10大脅威」にはメールを起点としたサイバー攻撃が大半を占めています。既に攻撃者にとって、メールは「手軽で、効率がよく、ハードルの低い」攻撃手法です。
また、一般的にメールは暗号化されていないため、インターネット上を通信することで「盗聴」「改ざん」のリスクがあります。あくまでも通知の用途にとどめましょう。お客様の重要な情報をメール本文で扱うサポートにはセキュリティリスクがあります。
※図は「情報セキュリティ10大脅威 2025 組織片:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構」より引用しております
